ヘルプ

このページは、筑波大学デジタルコレクションの使い方を分かりやすくまとめたヘルプです。
目的に応じてご参照ください。

 
 
 
 
 
 

1.本サイトの構成について

1-1.トップページ

  • トップページでは、現在筑波大学デジタルコレクション上で公開されている資料数および総画像数、重要なお知らせ、ハイライト、テーマ別セレクション、文庫・コレクション、新着情報についてご確認いただけるほか、資料の検索を行うことができます。
  • 検索窓の背景にランダムで表示されている資料は、筑波大学附属図書館研究開発室が開発した機能により表示されています。
    筑波大学デジタルコレクションの多様で豊かなコンテンツの認知度向上を目的として、資料のさまざまなページをランダムに表示します。
    表示されている画像をクリックすると、その資料の資料詳細画面に遷移することができます。
  • 資料の検索については、2.資料の検索についてをご確認ください。
  • ナビゲーションからは、以下の各ページへ遷移できます。
    • 所蔵資料一覧:本サイトに登録されている資料全てを確認できます。
    • テーマ別セレクション:筑波大学附属図書館員が精選したテーマ別にセレクトした資料ご確認いただけます。
    • 文庫・コレクション:筑波大学附属図書館に寄贈され、文庫・コレクション化をおこなった資料のうち、電子化された資料をご確認いただけます。
    • English:英語サイトへ遷移します。

1-2.ハイライト

  • 時季や流行、企画展・特別展展示資料、新着電子化資料など、その時々に合わせて図書館員がおすすめする資料を4点掲載しています。
  • 企画展・特別展展示資料につきましては、展示室で紹介している資料のうち、電子化されている資料をご確認いただけます。

1-3.テーマ別セレクション

  • 筑波大学附属図書館員が精選したテーマ別にセレクトした資料をご確認いただけます。
  • また、2025年度以降に開催された企画展・特別展にて展示を行った資料のうち、電子化されている資料をご確認いただけます。
    今後、過去に開催された企画展・特別展の資料のセットも順次追加予定です。
  • ナビゲーションのテーマ別セレクションをクリックしていただくとテーマ一覧をご確認いただけます。
    また、トップページに掲載されている4点のテーマ別セレクションの代表的な資料タイトルの下部に表示されている「もっと見る」をクリックしていただいてもテーマ一覧をご確認いただけます。
トップページ_テーマ別セレクション
  • 各テーマ名をクリックしていただくと、そのテーマに紐づけられている資料一覧が表示されます。
    各テーマのページの構成は、テーマ名、テーマの説明、資料一覧となっております。

1-4.文庫・コレクション

  • 筑波大学附属図書館に寄贈され、文庫・コレクション化をおこなった資料のうち、電子化された資料をご確認いただけます。
  • ナビゲーションに表示されている「文庫・コレクション」をクリックしていただくと文庫・コレクション一覧をご確認いただけます。
    また、トップページに掲載されている4点の文庫・コレクションの代表的な資料タイトルの下部に表示されている「もっと見る」をクリックしていただいても文庫・コレクション一覧をご確認いただけます。
トップページ_文庫・コレクション
  • 各文庫・コレクション名をクリックしていただくと、その文庫・コレクションに紐づけられている資料一覧が表示されます。
    各文庫・コレクションのページの構成は、文庫・コレクション名、文庫・コレクションの説明、資料一覧となっております。
  • 電子化されていない資料も多数ございます。附属図書館のサイトで公開されている文庫・コレクションリストも合わせてご覧ください。
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2.資料の検索について

2-1.資料の検索について

  • トップページの検索窓にキーワードを入力して検索してください。資料名の一部のみでも検索が可能です。
  • ANDを選択し、スペースで区切った複数のキーワードを入力すると、それらのキーワードを全て含む結果が表示されます。(AND検索)
  • ORを選択し、スペースで区切った複数のキーワードを入力すると、それらのキーワードのいずれかを含む結果が表示されます。(OR検索)
  • 検索窓下部に表示されている単語は、筑波大学附属図書館研究開発室が開発した機能により表示されています。
    筑波大学デジタルコレクションの多様で豊かなコンテンツの認知度向上を目的として、資料のタイトルから抽出された様々な単語をページを読み込むごとにランダムに表示します。
    表示されている単語をクリックすると、その単語を含む資料の検索結果一覧画面に遷移することができます。
トップページ検索の例
(画面例:検索画面イメージ)

2-2.詳細検索について

  • 「検索」ボタンの下部に表示されている、「詳細検索」をクリックいただくと、様々な検索を行うことができます。
    検索したい項目に検索キーワードを入力後、最下部の「検索」ボタンをクリックしてください。
    • 全文検索:本サイトに登録されているすべてのメタデータに対して検索を実行します。
    • 値を検索:本サイトに登録されている特定のメタデータ項目に絞って、検索をしたいキーワードについて検索を実行します。
      また、入力したキーワードに対して、「一致」「一致しない」「含む」「含まれていない」「IDのリソース」「IDと一致しないリソース」「値を持つ」「値がない」を選択して、検索を行うことができます。
      デフォルトは「任意のプロパティ」「一致」となっています。
    • クラスを検索:本サイトに登録されている、クラスごとに絞って検索することができます。
    • アイテムセットを検索:本サイトに登録されている、アイテムセットに絞って検索することができます。
    • Search by media presence:画像データを持っているか、いないかで検索結果を絞ることができます。
    • Search by ID:資料が持つIDで検索をすることができます。
      複数検索をしたい場合は、カンマ(,)+スペースで区切って検索をしてください。
      例)891465, 890192, 884085, 889427
    • 並び替え:「検索」ボタンを実行した際に表示する順序を指定できます。
      「Resource Class」「タイトル」「登録日」の「昇順」「降順」から選択が可能です。
      何も選択しなかった場合は、「登録日」の「降順」で結果が表示されます。
詳細検索画面の例
(画面例:詳細検索画面イメージ)

2-3.検索結果一覧について

  • 検索結果は、デフォルトではポータルへの登録年月日の降順に表示されます。
  • 「タイトル(昇順/降順)」、「登録年月日(昇順/降順)」に変更することができます。
  • 表示件数は24件ずつ表示されます。
  • 資料名をクリックすると、アイテム詳細画面へ遷移します。
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3.資料詳細画面について

3-1.構成について

  • 資料詳細画面では、上部に電子化画像のビューアー(Mirador)が表示されます。
  • ビューアーの下には、資料のメタデータ(書誌情報や解説)、エクスポートメニュー、ダウンロード機能が並んでいます。
  • 必要な情報や操作が一画面で確認できるよう、シンプルなレイアウトになっています。
資料詳細画面の例
(画面例:資料詳細画面の全体イメージ)

3-2.ビューアー(Mirador)について

  • Miradorビューアーでは、資料画像の表示・拡大縮小・ページ送りなどが可能です。
  • 画面下部のサムネイル一覧からページを選択できます。
  • ビューアー左上側のメニューから、目録情報・権利情報・インデックスなどの各種情報を表示できます。
  • ビューアー左上側の「+(資料追加)」アイコンを使うと、IIIFマニフェストURLを入力して、別ウィンドウで本サイト内の他資料だけでなく、他機関の資料も並べて比較できます。
  • ワークスペースの設定やエクスポート、全画面表示など、IIIF独自の便利機能も利用できます。
Miradorビューアー操作例
(画面例:Miradorビューアーの画面)

3-3.メタデータについて

  • ビューアーの下部には、資料のタイトル・著者・書誌情報・識別子などの資料の詳細なメタデータが表示されます。
  • エクスポートメニューからIIIF ManifestやJSON-LD形式でメタデータを取得することも可能です。
  • ダウンロード欄では、画像の一括ダウンロードや利用条件の確認ができます。
メタデータ表示例
(画面例:メタデータ表示部分の例)
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4.ビューアーの操作方法

4-1.基本的な画像表示・拡大縮小

  • 画像はドラッグで移動できます。
  • マウスホイールでのズーム操作が可能です。
  • 「歯車(ワークスペースの設定)」から「ズーム操作を表示」を選択すると、「+」「−」ボタンでの拡大・縮小ができるようになります。
画像拡大・移動操作例
(操作例:画像の拡大・移動)

4-2.ページ送り・サムネイル表示

  • サムネイル一覧からページを選択できます。
  • 画面下部のサムネイルをクリックすると、該当ページに移動します。
  • 複数ページ資料の場合、左右の矢印ボタンでページ送りができます。
サムネイル・ページ送り操作例
(操作例:サムネイル一覧・ページ送り)

4-3.メタデータの表示

  • 画面左側の「≡(サイドバーの切り替え)」を押し、「ℹ︎(情報)」アイコンをクリックすると、資料の書誌情報などが表示されます。
  • 権利情報や付加情報も同様に確認できます。
  • 表示される内容は、ビューアーの下部に表示されるメタデータと同じです。
メタデータ表示操作例
(操作例:目録情報アイコンのクリック)

4-4.IIIF独自の便利機能

  • マルチウィンドウ機能:
    「+(資料追加)」アイコンをクリックし、IIIFマニフェストURLを入力することで、一つのビューアー内で複数のウィンドウを表示でき、本サイト内の異なる資料や他機関のIIIF対応資料も並べて表示させることができます。
IIIF比較表示操作例
(操作例:比較表示)
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5.画像のダウンロードについて

5-1.個別ダウンロード

  1. アイテム詳細画面に表示されるビューアー右上の「︙(ウィンドウオプション)」を選択してください。
  2. メニューが表示されますので、その中の「Download」を選択してください。
  3. 画像サイズを選択していただくと、現在表示している画像をダウンロードすることができます。
    個別ダウンロード
    (操作例:個別ダウンロード)
 

5-2.一括ダウンロード

  1. アイテム詳細画面に表示されている「エクスポート」より、ダウンロードしたい画像にチェックを入れてください。
  2. 利用条件を確認の上、「利用条件に同意しました」にチェックを入れてください。
  3. 「選択したメディアをダウンロード」のボタンが押せるようになりましたら、クリックしてください。
  4. 「選択したメディアをダウンロード」ボタンを押すと、ダウンロードが始まります。
    ダウンロード中は処理状況及び予想残り時間が表示されます。
  5. ダウンロードが完了すると、選択した画像が格納されているZipファイルがダウンロードされますので、展開してご利用ください。
一括ダウンロード
(操作例:一括ダウンロード)

※サーバー負荷軽減の都合上、同時ダウンロード数が制限されております。
下記のようなメッセージが表示された場合は、5~10分程度時間をおいてから再度ダウンロードをお試しください。

 「すべてのダウンロード枠が使用中です。少し待ってからもう一度お試しください。」
「しばらく経ってから再度お試しください」
ダウンロードエラー

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6.IIIF (International Image Interoperability Framework) とは

6-1.概要

IIIF (International Image Interoperability Framework)とは、インターネット上に配置された画像データを共通の形式で呼び出し、表示できるようにした規格のことです。IIIFの規格(API仕様)は、IIIF Consortiumによって管理・運営されており、IIIF Consortiumは、図書館情報資源財団 (CLIR, Council on Library and Information Resources) が出資するとともに事務局を運営しています。

[参考]
IIIFオフィシャルサイト: https://iiif.io/
SlideShareのIIIFオフィシャルスライド: https://www.slideshare.net/IIIF_io/presentations

6-2.基本的な仕組み

IIIFの規格は、「Image」、「Presentation」、「Authentication」、「Search」の4つのAPIで構成されており、この規格に基づき、様々な(オープンソース)ソフトウェアがコミュニティベースで開発されています。
  • Image API
    「Image API」は、サーバに蓄積された画像データを指定された形式で出力する規格を定めたもので、形式の指定にはURLの記法を使用します。
    [Image API実装ソフトウェア] IIPImage Server、Loris、digilib、Djatokaなど
  • Presentation API
    「Presentation API」は、画像(群)の構成と属性についてのメタデータ記述規格を定めたものです。このメタデータとImage APIを使用したオープンソースの画像ビューアが積極的に開発されています。
    [Presentation API実装ビューア] Mirador、Universal Viewer、Diva.js、IIPMooViewerなど

6-3.相互運用性

  • マッシュアップ
    Presentation APIに基づくメタデータには、単一の画像情報だけではなく、複数の画像情報を階層情報も含めたコレクション情報として保持できます。
    また、それらの画像は複数の画像サーバを指定できます。そのため、複数機関が所蔵(公開)する画像を1つのコレクションとして提供することが可能となります。
  • 付加情報
    Image APIやPresentation APIに基づくメタデータには、ライセンスや権利に関する情報を持たせることができます。
    また、Presentation APIには、座標情報とともにアノテーション(注釈)を保持する仕様があります。アノテーション表示に対応したビューアを使用することにより、画像上に書き下し文を表示させるといった機能を実装することができます。
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