過去に開催した特別展・企画展(Past Special Exhibitions and Planned Exhibitions)
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- 過去に開催した特別展・企画展(Past Special Exhibitions and Planned Exhibitions)
- 令和4年度筑波大学附属図書館特別展:孔子をまつる―歴聖大儒像の世界―
令和5年(2023)、筑波大学は創基151年、開学50周年を迎えます。今より150年前の明治5年(1872)、東京の湯島聖堂内に師範学校が設立され、筑波大学は、その流れを汲んでいます。
本学には、明治4年(1871)に閉鎖された江戸幕府の教学機関であった昌平坂学問所の所蔵品や湯島聖堂所縁の品々が所蔵されています。その中には、湯島聖堂で催された孔子を祀る祭典「釈奠」で用いられた美術資料が含まれています。令和4年度特別展では、「釈奠」をキーワードに、本学が所蔵する歴聖大儒像6幅をはじめ、東京国立博物館からも孔子像や釈奠器などの関連資料を借用し併せて展示しました。 - 令和5年度筑波大学附属図書館企画展:古典籍のインターフェース
令和5年度企画展は、文化遺産としての古典籍への最適のアクセス方法を提案することを目的としています。現在は古典といっても洋装本で読むのがふつうです。しかし書物としての古典籍には読まれるための仕掛けが種々施されています。
第1部 本のかたち(形状、装幀など)、第2部 本の構成(表紙、本文、奥書など)、第3部 写した本・刷った本(制作方法など)、第4部 本を分類する(分類と目録など)という四つの視点から、迫ってゆきます。
令和5年度企画展では、附属図書館蔵書を代表する貴重書から資料を選定し展示しました。
なお、本企画展終了後は一部の資料を除き継続展示されており常設展としてリニューアルしています。 - 令和6年度筑波大学附属図書館特別展:忠孝一本―江戸時代のモラリティ―
令和6年度特別展は、江戸時代の人々の生活や価値観を紹介し、その文化に息づいていた道徳観を再評価することを目指しました。「忠」とは君臣関係、「孝」とは親子関係の在り方を示す儒教的な概念です。江戸時代、これらは「一本」すなわち同義とみなされていました。現代社会では、「忠」は薄れ、江戸時代の概念は姿を消したように考えられていますが、「孝」の精神は失われていないと思います。江戸時代の道徳感をそのまま肯定することはできませんが、令和6年度特別展が、古の人間関係に思いを馳せながら、人間関係の在り方や社会との調和などを見直す機会となれば幸いです。



